成長を見守りまっす☆彡~サンエイベビーのパパ的集団~

2016.10.18牧場ブログ

おはようございます☆

サンエイ牧場事務補佐の氏家です(*^▽^*)

今日も良いお天気♪しかも少しポカポカ陽気になるって言うじゃないですか!!!

\(*´▽`*)/ワーイ

 

 

ポカポカ陽気の場内で、連日のように誕生する新しい命

 

今年の夏場から、日々4~5頭ペース(多い日だと7頭とか・・・)

そんな場内で毎日のように誕生する仔牛たちの出産と成長を見守ってきた集団

『哺乳課』はまさに将来のサンエイで活躍するベビー(仔牛)たちの父親的存在。

 

母牛が産気づいた時から仕事は始まり・・・

必要があれば分娩の介助を行い

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↑難産の為、介助を行っているスタッフその①(哺乳課)

 

母子共に安全な状態で無事出産を終えられるように日々母牛たちの変化を見守ってくれています。

 

 

そして、無事出産を終えたあと、母牛には栄養補給(低カル防止)のための点滴を投与し、搾乳するのに十分な体力があるか確認します。

 

一方仔牛は、ハッチ(仔牛専用のお家)に移動し、すぐに初乳を飲ませる準備にかかります。

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これがまた、仔牛といえど大きいの!!!すぐ立って動き回るし、移動させるだけでも一苦労・・・。

体力勝負なのです。

 

仔牛たちはまだまだ赤ちゃんであるため、免疫も不十分で、体調も日によって(天気や気温・湿度など)変化があるため

毎日、個々の牛たちの体調に合わせて、必要なミルク(時には薬)を飲ませていきます。

もちろんそれ(個々のデータ)を管理し、用意し、飲ませるのも哺乳課な役目

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↑個々の牛の状態に合わせて調乳しているスタッフ②

(これがまた、腰に来る作業で・・・)

現在の段階では、30頭弱のミルク調乳し哺乳しています。

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↑体験で来た町おこし協力隊の方との様子

 

そして、仔牛たちが快適に暮らせるようにハッチの掃除(寝藁替え)も頻繁に行い、仔牛たちがストレスや病気にならないよう日々努めています。

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サンエイの仔牛たちは、メスは将来のサンエイのために場内に残って飼育されていきますが、オスや雑種は”お肉”になるべく肥育業者に受け渡すのですが、そのセリ業務も場内の哺乳課スタッフの手によって行っています(基本、週2回のセリに参加)。

サンエイを卒業していく瞬間まで、責任をもってやっています。

 

ハッチ生活を卒業し、集団の場へと移行する時期に来た雌牛たちもまた、哺乳課の手によってしっかりと管理されています。

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↑仔牛たちの保育園といったところでしょうか☆

サンエイではここの段階に来た仔牛たちは『哺乳ロボット』によって調乳されたミルクを時間でのみ、管理しているわけですが、その調乳指示も哺乳課が個々の牛の状態を見ながら入力し、同時にしっかりと必要量飲めているかもチェックしていきます。

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↑サンエイで導入している哺乳ロボット。和牛舎を含めると計3台導入しています。

もちろんロボットも日々のメンテナンス(清掃から稼働具合の確認、冬期の暖房管理など)欠かさず行う必要があるので、これもまた一苦労。

 

 

ようやっと離乳しても哺乳課の仕事は続きます。

 

育成牛の餌管理や疾病管理(投薬等)の業務も哺乳課が担当。

 

この量の仕事を現在は哺乳課3人で回している状態。

 

本当に大変(*´Д`)

 

仔牛が誕生してから種付けが出来る位に成長するまで、一貫して見守る。

まさに哺乳課は仔牛たちの『パパ』なのです☆

 

大変な業務だけに、責任が重くのしかかりますが・・・

可愛い仔牛たちと直に関われるのも哺乳課の特権

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可愛い仔牛たちのために頑張れ!!!サンエイのパパ軍団!哺乳課!!!