マネジメント研修が行われました

2024.1.25お知らせ

先日、サンエイ牧場で札幌から外部講師をお招きし

『離職ストップ!!マネジメント研修』と題して研修会を開催しました。

 

午前と午後に分かれ基本的には全スタッフ対象で行われたのですが若手から役職者まで幅広いスタッフを対象に
普段講演や研修に慣れてない方々も楽しみながら参加できる研修会だったのではないでしょうか?

研修では新卒の子たちの離職率など 数字的なお話から

行動心理学に基づいた 相手に好意的なサイン、無意識に嫌われてしまう行動について

実践を交えながら教えて頂いたり

都度、隣同士のグループで話し合いをする場面も作られていたりと
終始和やかな雰囲気で行われました☺

 

対人関係におけるそれぞれの価値観の違い・その認知や共有など
周りとの関りにおける考え方のお話や自身の気持ちの動きや考えのとらえ方などなど

仕事だけではなく、他者と関わって生きていく 人 としてのいわゆる【当たり前】のことですが
大切な考え方・捉え方をお話頂きました。

 

でも、当たり前のことが実は一番難しいんですよね💦

当たり前の日常に感謝するとか。当たり前が当たり前じゃないことに幸せを感じるとか。

私は日々小幸福を意識して生活している方なのですが、やっぱり特別に意識しないと当たり前のことに感謝していくのは難しいものです。

 

また、後半では職員に事前アンケートを取っていた
相談内容の整理・助言の時間もあり有意義な研修になったのではないでしょうか?

 

特に、今回は匿名での事前アンケートでしたが

このような機会に自ら質問や相談を出してくれたスタッフはそもそも仕事や働き方について

とてもモチベーションが高く、だからこそ悩み・より良い方へ進むように日々考えてくれているのだろうなっと。
そのスタッフの方々の気持ちがより多くの方々と共有されたり
ネガティブな方ではなく前向きな方へと進んでいければよいな~っとお話を聞いていて思いました☺️

 

 
そして、今回 私的に一番ハッとした?というか…改めて ほぅほぅ…考えさせられた話がありまして

それは意外にも
今回主としていた話ではなかったのですが

 

一人前になる・ある程度仕事に慣れて一人で考え動けるようになる期間 のお話でした。

 

私の時代? よく言われていたのは、何事も三年!

石の上にも三年!といいますし、三年目の浮気~?とか変に慣れてきちゃう時期の例えってことでしょう?(-_-)

 
まずはドキドキの3週間!

そして環境変化にちょっとずつ適応できてくる三か月!

嫌でも頑張れば馴染む慣れる三年!

 
三年もすればある程度慣れて知識も増える時期…っと思っていたのですが

何やら近年はそうではないらしいのです🤔

 
 
最近よく耳にする【少子化】問題ですが、なんとこんなところにも関係しているそうな…?

 
 
まずはそもそも人材、働き手がいない!
(若い人口がどんどん少なくなってるから必然的にね)

現場の人間が昔より人手が足りなくて忙しくなる
(現役スタッフ大変)

人材育成に手をかける時間がなかなか取れない
(現役スタッフは育成の仕事も増えて大変すぎだよー)

新人さんは丁寧な指導を受けれない
(上記の理由で仕方ないけれど放置気味?で新人さん不安+不満)

結果
一人前になるまで昔と違って今は5年かかるよ

 
らしいのです!!! びっくり。

少子化だから新人の人数が限られるので昔より丁寧な新人教育が出来るんじゃ?って
勝手に思っていたのですが、そう簡単なことではないんですね~…悩

 

昔より人材不足により1人当たりの仕事量が容量オーバー気味

だからといって、企業側も努力をしないと

現役スタッフの負担増が当たり前スタンスでは現役スタッフが潰れてしまうし
新人スタッフをないがしろにして辞められると、人材不足の求人競争率が高い中
なかなか確保も難しくなっていく訳で…
う~ん。頭が痛い問題です。

 

人材を育てる側のスタッフは自分たちの時代の常識が当たり前とは思わず
一人前になるまでは5年かかる。を念頭に焦らず苛立たずドーンとじっくり育成を頑張りましょう

っというお話が印象的でした。(ごめんなさい私なりの解釈がかなり入ってますが)

 

昨今、新卒採用のための求人や広告等、企業側の負担は1人当たり平均60万はしているそうです。

少子化は止まることなく今後も続くでしょうし
どんどん費用負担は増え

それでも人材確保は難しい社会になっていくことは安易に予想できます。

 

海外研修生に助けられている日本企業は多く、当牧場も例外ではありません。

本当に研修生たちはなくてはならない大事な牧場メンバー!!ありがたいです🤗
しかし、研修生は早くて数年で帰国や転籍してしまうのが一般的。

特に北海道は寒く、温暖な気候出身の方は慣れるまで本当に大変でしょう
(いやいや北国雪国育ちですが未だに寒さにはなれませんし、冬は大嫌いな道産子の私みたいなのもいますし(笑))

 

なので、本来はこの地を愛し
牧場の仕事に長く真摯に向き合っていってくれる
この地域で育っていく

長期的な仲間を見つけていきたいところが、本音ではあると思います。

 

さて、それはどうするべきか…

求人戦略等はまた別の話になるので まず置いといて

 

 
せっかくサンエイ牧場を見つけて、選んで、巡り合った人たちに対し

もう嫌だ!辞めたい!☜

なんて気持ちを抱かせない為の努力をやっぱり企業側はするべきですよね。
競争率の高い求人募集の中から巡り合ったのも縁。大事にしていきたいもの。
 
だからといって、決して甘やかすのではなく、真摯に向き合い

教育する側、教育を受ける側がそれぞれ一緒に育っていくのが理想ではないでしょうか?

その理想に近づくためには上記にも書いた少子化問題によって生まれる
様々な歪がありますが、ベテラン新人どちらかだけに負担が来ない環境
 
結局は個々の考えや姿勢にもよりますが
新人、ベテラン問わずしっかり従業員を見て、受け止めて、責任を持つ

企業のトップの姿勢が肝心ではないのかなーっと。そんな持論をもった今日この頃でありました。

 

今回の研修は、まずは第1回ということですが
人によって感じたこと、受けた印象は様々だったと思います。

 
一緒な考えじゃなくても、それぞれが何かを感じたり考えるきっかけや時間が出来たとしたら

それはとても意味を成していることでまずは大成功だったのではないでしょうか?

 
私は日々自分が感じたことを自由に牧場ブログとして書かせて頂いてますが

スタッフ同士どんどん仕事の報連相はもちのろん!!(え。)

自分の思いや考えを共有できる環境になっていけばよいなーと思っています。

 

 

最後に!

ストレスを感じた時は

暴飲・暴食・運転・人ものに当たるのはダメな行動らしいので皆さん
やけ酒なんて絶対にしないで下さいね×

ストレス発散のドライブなんて最悪だって言ってましたよ!事故率が鬼のようにあがるらしい…🙅

 

お風呂に入って、カラオケとか大声で歌を歌って、軽い運動が一番ストレスが軽減される方法だそうです。

あと、下を向くのもよろしくないそう。

 

目線をあげて、大声で歌を歌いながら軽くジョギングや散歩をして
その後ゆっくりお風呂に入る。☜最強パターンです

 

大丈夫です。

変質者だなんて思われませんよ!!!

大樹町内で最強行動パターンを見かけたときは皆さんそっとお察しで優しくしてください(・´з`・)♡