北海道で酪農をすることは「自分の夢」をあきらめないこと

酪農業界ってどんなところ?

国内全体に占める道内産の生乳の割合は、53.7%(17年度調査)で、過去最高を記録。道内の酪農家数は減少したものの、乳牛1頭当たりの生産量が向上しているためです。最先端技術の活用した効率化や品質向上が進み、酪農業界は今まさに次のステップへの転換期を迎えています。AIが牛1頭ごとに最適な授精タイミングを予測したり、AIによる生乳成分の分析を基にした飼料配合も実証実験が進んでいます。先端テクノロジーの力を借りた酪農運営はまだ始まったばかり。これから酪農を担うみなさんの手で、未来をつくり上げる夢のあるステージ。道内産生乳は乳価が高いのも魅力です。

家族と過ごす時間

もしかしたら酪農に“休めない”というイメージをお持ちの方もいるかもしれません。しかし、酪農の現場は日進月歩。先に紹介した先端技術により以前よりも人の手を必要とする作業が少なくなりました。いまでは、週に1日は必ず休んだり、家族で旅行に行ったりすることも可能に。スタッフさんにはなるべく家族で過ごしてもらいたいと考えています。学校行事などイベント時の希望休暇なども気軽に相談ください。また、作業負担が軽減してできた時間は余暇だけでなく勉強にも使えます。酪農に携わることで学べる分野は酪農・経営など幅広く、将来を通じて役立つ知識となるはずです。

牛への想い

乳牛が健康で長生きして、美味しい牛乳を出してくれること。
これが酪農家にとって一番の幸せです。最先端の技術の力を借りても、人の目で見ないと気付けないちょっとした様子の変化など、機械では検出できない“温度感”みたいなものがどうしてもあります。家族に接するような優しい気持ちで、牛にも接してください。まずはあなたが牛たちに信用してもらうこと。毎日一生懸命に世話を続けると、牛も心を開き気持ちが通じ合うようになります。「今日は寒かったけど大丈夫?」など、優しく語りかけてみてください。
きっとあなたの気持ちに牛たちも応えてくれるはずです。

サンエイ牧場のしごと

4つの部門で自分の適性を生かす仕事が選べる

飼料・機械圃場部門

飼料課
粗飼料の管理
飼料設計
施肥設計
圃場管理
その他飼料全般
機械課
機械の管理
各種施設の保守
スラリー・堆肥の管理
その他作業全般
外部委託連絡調整

和牛・哺乳育成部門

哺乳育成課
哺乳牛の管理
哺乳舎の保守・点検
育成・哺乳の疾病対策
初生犢販売

※サンエイの初生犢販売は、家畜商の資格保持者による自家販売を実施

繁殖課
和牛繁殖管理
ET繁殖計画
肥育・育成課
育成牛管理
肥育牛管理
販売計画

成牛部門

搾乳課
搾乳作業手順
乳房炎対策と管理
パーラー作業全般
独房管理
搾乳機械管理
ディッピング・洗剤等の保守管理
作業日報管理

※ディッピング〜乳頭消毒

繁殖疾病課
疾病対策
獣医対応
牛群の管理
繁殖管理

※サンエイでは授精師資格を持つ職員による自家授精を実施。

総務部門

管理課
人事
人員配置
管理全般
環境整備
経理課
資金管理
財産管理
契約に関する事項
各種書類整理
提出物作成
経理全般

勤務体制

  • (1) 04:00~14:30
  • (2) 09:30~20:00

パート勤務希望の場合はシフト制(応談可)ライフスタイルに合わせて調整可能です。
(1) 03:00~07:00 
(2) 09:00~14:00 
(3) 17:00~21:00

教育体制

相談し成長できる環境を用意しているから、未経験でも安心して働けます。

  • 入社1年目搾乳・餌やりなど
    酪農の基本的作業

    先輩にサポートしてもらいながら基本作業を覚えていただき、酪農業の流れを勉強してもらいます。

  • 2年目以降各部門に配属

    ご本人の希望や適性を見極め、各部門に配属。部門先では責任者の元、専門作業を覚えていただきます。

  • イベント毎年1泊2日視察研修
    8月 牧場まつり

    視察研修や牧場まつりで、社員全員とのコミュニケーションを図りながら、知識や経験を高めてもらいます。

  • 5年目海外視察研修

    勤続5年目に海外視察研修へ行くことができます。世界の酪農を知ることで、知識と経験を更に深めることができます。