富士見中学校高等学校の生徒が体験学習に来ました👩‍🌾🐄

急に暑くなったなぁ~と思いきや
肌寒い日もまだまだあったりと気温がなかなか定まらない大樹町。

 

寒暖差や変則的な気温に身体を崩しやすくなってるな~と体感する今日この頃…。
早く気温が定まる夏が来てくれればとも思いますが
近年の夏の気温は北海道らしくないというか…
35度前後が当たり前を記録し続けているので、やっぱり夏はまだ来なくていいかな?(苦笑)
 

さわやかな風が気持ちいい夏が恋しいです。

 
 

さて、インスタの方にも載せましたが
5月8日~11日の三泊四日で、学校法人山崎学園・富士見中学校高等学校(東京)の高校2年生の生徒70人が
大樹町内で体験型の修学旅行を行い
そのコース内体験学習の一環でサンエイ牧場にも来場しました。

この修学旅行は
大樹町や宇宙港運営会社スペースコタンとの間でパートナーシップ協定をしている
日本旅行が企画しているもので今年から
 

①宇宙のまちづくりを学ぶ 大樹町コース

②震災学習、復興のまちづくり 宮城県松島町コース

③北陸新幹線開業での観光のまちづくりを学ぶ 石川・福井県コース

 
と、それぞれ3テーマ・3コースの中から
選択性で修学旅行として学びに行くというものです。

 
今まで我が町大樹町が目的地になる修学旅行は行われたことがなく
今回の旅行では役場や農協、漁協、インターステラテクノロジズ、スペースコタンなど
大樹町内の企業や団体各社が全面協力し行われました。

 

当牧場では、牛舎や搾乳する場所、バイオプラント内部を見学したり

 

哺乳ハウスでの仔牛とのふれあいやミルクを飲ませる体験をしてもらいました。

普段都会に住んでいる生徒たちは本物の牛を見ること自体が初めての経験だったようで
仔牛に触れたり、ミルクをあげること1つ1つが感動な体験だったようです。

旅行後に学校から頂いた生徒たちの感想アンケートには
牧場の仔牛が飲んでいるのが粉ミルクだったことに衝撃を受けたという子が多かったです。

 

可愛いけど凄いガツガツ飲んでいたとか…わかるわかる(笑)
確かに母牛のおっぱいを飲んでるイメージなのに、粉!?ってなりますよね😂

 

人数が多く場内案内を3班に分かれてそれぞれ場内を回ったようですが
代表が担当した班では授精資格をもつ代表がついて
親牛の中に手を入れてお腹にいる仔牛を触るという私たちでも経験したことのない希少な体験をした子達もいたようです。

また、当牧場にはいろいろな大型作業機があるので、近くで見たり操縦席に乗ってみる体験も。

 

 

 

作業機の単価を聞いてその規模に驚いていた子も多かったです(笑)

機械がないと流石に畑作業をこなせないので、必要経費なんですよ~☺
その分頑張って稼がないと農家さんは火の車です!!

 

先ほども上げた旅行後アンケートには、本当に今の高校生のリアルな生の声が飾らずに書かれており
社内やこの地域にいると中々若い子、他業種の意見を聞くことがないので新鮮でとてもうれしく思いました!!

 

 

「思ってた100倍臭かった」
「私は匂いに耐え切れなかったのでここで働くのは不可能だろうと考えた」
「臭いが強烈、動物も苦手だからしんどかった」

 

などなど…もう、リアル~素直~!!!(笑)

 

 

うん。 でも、その通りなのです。

 

当牧場は、最近ではバイオプラント・メタンガスで宇宙の町に貢献させて頂いたりしてますが
あくまで観光牧場ではなく、しっかりとした第一次産業の牧場であり
リアルな酪農業としての形がここにはあります。

 
そして、そんな本当のリアルな牧場に入ることは
めちゃめちゃ仲がいい親せきが酪農をやっていて遊びに行くこと以外ないと思いますし
東京など都会に生まれ育ち生活している子たちにはほとんど無縁なのだと思います。

 

メガファームとして各施設や事務所などもありますが、観光ではなく酪農産業がメインとしているので
牧場って臭いがあるものだよねっと思っていた100倍臭い…まじか…!!?  と思ったのは大正解!!

 
その飾らないリアルを経験したことに意味があるのではないかな~と思うのです。
毎日当牧場で働いていても、従業員ですら臭いがしんどいなっと思うのですから。
 

それぐらい衝撃的に臭かった…

 
けど
 

「仔牛が可愛くてミルクをあげる経験ができてうれしかった」
「トラクター大きくてGPSで動くのが凄いと思った」
「オスの仔牛が生後間もなく食用になることを知って残酷だと思ったし普段食べてる牛肉が有難く感じた」

 
と、その経験+αで感じることの出来たものはすごくおおきかったのではないかと☺

 

乳製品も動物も好きではない子がこの場所に来たことで ありがたみを感じた
初めての仔牛の哺乳に楽しかったし可愛かったけど、毎日と考えたら大変だし尊敬する
作業員の方が何千頭もの牛を管理して大変な仕事だと思った

 
っと自分に置き換え感謝をしてくれたり、今までにはなかった考えをちょっとでも持ってくれたり。

その一つ一つが私たちも本当に嬉しくなる体験でした。

 
 
牧場以外にも町内色々な職種の方々に会い
小さな町が皆で協力して何とかこの町を盛り上げたい!という思いで
頑張っていることを知ってもらい
 

いろんな若い子を含めて人たちが様々な形で
宇宙の町・我が町大樹町を知って好きになって活性化してくれればなっと思います°˖✧

 

今回は富士見中学校高等部の生徒の皆さん
また、関係者の方々 お疲れさまでした!そして有難うございました!