入賞しました🏆✨️

こんにちは☀︎

 

サンエイ牧場事務補佐asukaです(o^^o)

 

先週土曜日にホクレン市場で開催された

【令和元年度 北海道枝肉共励会】

乳用雄(ホル♂)肥育牛の部で、サンエイの♂さん(愛称:ジャスティン

 

【乳用雄肥育牛の部 優秀賞】

【乳用雄肥育牛の部 生産奨励賞 優良賞】

を頂きました。

 

 

ジャスティンには、双子の妹(フリーマーチン)の  ビーバーがいます。

 

 

2頭とも産まれ落ちが小さく、市場で初生犢として販売するには厳しい感じがあり・・・

【自家廃用】寸前のところを和牛課長に拾われ肥育牛として飼われるようになったHAPPY COW(?)🐄

 

 

生まれ落ちが小さいと、どうしてもミルクの飲みも悪く、生育に遅れが出てしまい生後1~2週で初生犢として販売するには、なかなか値段の面で難しいというデメリットがあります。

場内でも年間何十頭かの仔牛が、生まれ落ちが小さかったり、生後すぐにキツネに舌を食べられるなどの被害で自家廃用になっていきます。

 

せっかく産まれた命なのですが・・・

サンエイはペットショップではなく酪農業なので・・・可哀想(T-T)と思いながらも、「これが商売・・・」と割り切り切り捨てる選択も多々あります。

(愛玩動物ではなく、生産動物としての宿命的なものでもあります😢

 

今回のジャスティン、そして妹のビーバーは、たまたま和牛課長の気まぐれ(?)で自家廃用を免れたのですが。

 

和牛は、もともとホルスタインに比べて生まれ落ちも小さく、生育してもあまり体高が大きくならないので、ホルスタインで小さいなぁ・・・と感じる牛には程よい(?)環境ではあります。

 

ただ・・・先にも述べたように、サンエイのメインは酪農なので・・・「可哀想」で何でもかんでも飼える訳ではありません。

 

また、和牛課で育てているのはあくまで、ホルスタインから産子を取って生乳を生産するための過程で出来た【和牛】を育てて出荷するのを目的とした”副産品”対応なので・・・今回のジャスティン&ビーバーは異例中の異例。

 

それでも約10ヶ月、優しい和牛課に育てられて出荷されていったジャスティン🐄

(肉の善し悪しは・・・私はよく分からないですが・・・美味しそうではありますね🍖)

今回の賞は、そんなジャスティンからの恩返しだったのかも知れません♥