ワークコンテント vol.1~成牛部・繁殖課~

こんにちは☀

 

サンエイ牧場事務補佐asukaです(*^^*)

 

すっかり秋空を通り越して、初冬の澄んだ寒空に包まれている大樹町です🌤

 

朝晩はめっきり冷え込んで、毎朝氷点下☃を記録し、場内で作業しているスタッフにとっては辛い季節となってきました。これからぐんぐん気温が下がって凍結が始まると更に大変な感じですが💦

 

日中は(風さえなければ)ぽかぽかしていて快適な感じではありますが・・・

 

 

🐄🐄…🐄🐄🐄…🐄🐄🐄🐄…🐄

 

話はガラリと変わりますが・・・

 

サンエイには業務内容に応じて、いくつかの部署に分かれていて、スタッフは入社すると個々の能力や希望に合わせて配属されます。

 

2020年現在では

🐄成牛部 搾乳課

🐄成牛部 繁殖・疾病課

🐄和牛・哺乳育成部 和牛課

🐄和牛・哺乳育成部 哺乳育成課

🚜飼料・機械圃場部 飼料課

🚜飼料・機械圃場部 機械課

💻総務部 総務課

の7つの課で構成されています。

↑ こんな感じです。

 

 

その中で今回は【国家資格】である家畜人工授精師の資格を有し、場内で自家授精と繁殖管理の業務を行っている【成牛部 繁殖・疾病課 繁殖係】の業務を少しだけご紹介☆

 

 

牛が乳を出すには、人間と同じで、メス牛が妊娠・出産をしなくてはなりません。

 

しかし・・・ただ交配するだけでは、分娩時のリスクであったり、分娩後の子牛の管理が大変になってきます。

そこで、メス牛の遺伝的な能力(搾乳性や泌乳性など)や体格などをもとに、交配するオス牛の遺伝的データからその農場さんのスタイルに応じた精液(凍結精液)を選定し、近親交配等を避け、授精していく・・・その業務を行っているのが【繁殖係】なのです!

 

 

家畜の人工授精を行うには【家畜人工授精師】という国家資格が必要となりますが、サンエイ牧場にはなんと・・・その家畜人工授精師の資格を有しているスタッフが7名おり、うち1名は受精卵移植を扱っても良い資格を有していて、場内で独自に自家授精が可能なのです☆

 

 

現在は、繁殖係の3名を中心に業務を行っていますが、これが結構な重労働💦(実は、実地経験は全くないですが、私も資格だけは保有しているので…)授精前に、発情のあった牛を捕獲するところから始まり…子宮の状態を確認するために行う直腸検査では肩から腕がパンパンに💦(これだけの頭数を抱えているので、この作業だけでもかなりの頭数をこなさなくてはいけない)

そこから、適期の牛を選別し、種を決め、授精する…サンエイでは多い時で30頭超の牛に授精を実施することも稀ではない状態なので、本当に日中の作業はそれで終了する日もありけり…。

 

 

そんな彼らの業務風景はサンエイのYouTube公式チャンネルにて公開中ですので、チラッと覗いてみてください♪